小林裕美子が建築家としての
  経験から、皆様のお役に立て
  ばとお伝えするエッセイです。

  別項を読む

  NO.1 はじめに
  NO.2 家のコンセプトを明確に
  NO.3 人生に必要なものの厳選
  NO.4 プラン作りT
  NO.5 プラン作りU
  NO.6 家事楽・住楽T
  NO.7 家事楽・住楽U
  NO.8 家事楽・住楽V
  NO.9 災害の時に備えてT
  NO.10 災害の時に備えてU
  NO.11 災害の時に備えてV
  NO.12 家は環境で決まる
  NO.13 風景になる家を作る
  NO.14 新築かリニューアルかT
  NO.15 新築かリニューアルかU
  NO.16 改装時の注意
  NO.18 セカンドハウスの薦め
  NO.19 セカンドハウスの注意点
  NO.20 これからの二所帯住宅
  NO.21 個性的な家をつくろう!
  NO.22 犬と共に暮らす家





     
  ■ああ DO IT MYSELF!−自分で改装−

  機会が有って自分の家を改装してみたのですが、興味と節約の両方でペンキを
  自分で塗ってみました。

  改装なので既存の部分あり、新しい部分ありで、塗装の基本は下地からと言う
  事で約20畳程の部屋中の木部分の下地を丸2日やすり掛けし続けました。
  その結果髪や体中削り粉だらけ、咳は出るは、コンタクトはざらざらするは、巾木
  など下の方が多かったので腰痛は出るはで散々でした。
  但し苦労の甲斐有ってか下地が良くて(?)塗装の方は比較的簡単で「これなら
  プロに頼まなくても大丈夫だわ!」とルンルンでした。

  しかしその後の難関はマスキングテープで、この剥がしがとても難しくて、塗料が
  多すぎた部分は数日乾かしても塗料とテープがくっついて、うっかり剥がすと塗装
  まではがれたり、テープと一緒に壁の塗装がはがれたりとえらい大変でした。
  いつもは現場の監督で「もっと綺麗に塗って!」とか偉そうに命令ばかりしていた
  のに、職人さんはどんなに大変か分かりちょっと反省しています。

  ほんの少しですが自分で施工に関わってみると、面白い事も良い事も沢山有ります。
  毎日施工現場を細かいところまで見るので、普段気付かない細かい直しとか、
  使い勝手の変更とかが見えてくるのです。
  その結果、私の場合は不要と思われるドアを2枚はずしてもらい、照明も手持ちの
  物や新しい物を良い位置に設置してもらい、テレビは新しい場所に倒れないように
  設置してもらい、手持ちの絵画などもこれはと思う場所に掛けてもらい・・・等々
  職人さんがいる内に普段の生活に便利なあれこれを直してもらいました。

  正直言って自分で何かするのは本当に大変!私は建築家ですが全くの門前の
  小僧で、自分で施工に手を出したのは初めてですが、一度決心してやってみると
  これが中々楽しく、このくらいなら自分で出来ると言うのも分かって次回の予定も
  考えて・・・

  皆さんも思い切って自分でプチ改装をして見ませんか?新築や改築まで行かなく
  ても、小さな改装なら自分で出来るものも有ります。でも計画は綿密に立てないと
  失敗します。宜しければ相談に乗りますよ。今後の楽しい生活の為にちょっと勇気を
  出して。