W:日本と違う間取りの話

  イタリアの住宅の各部屋の大きさで、日本と一番違うのは玄関ホール
  とバスルームでしょう。日本的に見ると、家全体の面積から見てなぜ
  こんなに玄関が広いのだろう?バスが2つも3つも有るのだろう?
  と不思議な感じがします。

  玄関ホールは、自宅で食事‥・・と
  いうおもてなしが殆どのイタリアでは
  大事な場所です。お客様を迎える時、
  送る時はホールでおしゃべりしたり
  コートを預かったり、大きな家では
  そこにしつらえたテーブルに食前の
  スプマンテ(シャンパン)とつまみを
  用意したりと、家の顔とも言える
  大事な社交スペースですから、広く
  て印象的な装飾をします。

  バスルームは、イタリアではご存知
  のように室内にトイレの陶器とビデ
  もあり、日本で言えばトイレとバス
  ルームと洗面所を一つにした様な
  部屋です。と言う訳で、一人がバスを
  使っていれば他の人はトイレに入れない事になります。
  女性のお化粧もバスルーム内です。洗面化粧台はお化粧をする大切な
  スペースですから、お出かけの前などにはバスルーム独占となるわけです。
  だからそんなに部屋数の無い家でも、ダブルバスルームだったりします。
  バスルームは個室に1室ずつ対応とまでは行きませんが、それに近づく
  ほど良い家ということになりますし、部屋の広さもそれなりに広いのです。

   

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